中絶薬の働きと副作用・リスク

Abortifacient

日本でも承認される?
中絶薬の働きや
副作用、リスクについて

イギリスの製薬会社が承認申請を日本の厚生労働省にしたことから、にわかに話題となっている“中絶薬”、皆さんはどのくらいご存じですか?日本で承認されれば、中絶薬は急速に広まることが予想されています。

中絶薬は薬だけで中絶を完了できるだけでなく、費用が安いというメリットもあり、良いことばかりに目が行きがちですが、副作用やリスクが存在するのも忘れてはいけません。

そこでここでは、中絶薬について、その詳細をくわしく見ていきます。

中絶薬とは?

世界82の国や地域では、妊娠初期の中絶に対して経口妊娠中絶薬の使用が承認されています。これは本来であれば医師による診察・処方が必要で、入院して経過を観察しながら使用する薬です。

日本では現在、中絶薬が承認されていないため、個人輸入の通販などで購入しようとする方もいるかもしれません。しかし、そもそも医師の診察や処方が必要な薬であり、自己判断での使用は大変危険ですし、場合によっては堕胎罪に問われる可能性もあります。

中絶薬の働き

中絶薬は、ミフェプリストンミソプロストールという薬剤が用いられています。中絶薬のミフェプリストンを服用すると、妊娠を維持するために必要なプロゲステロン=黄体ホルモンの働きが抑制されます。さらにミソプロストールを内服すると、子宮収縮を促すため子宮内容物を排出させることができるのです。この2つの作用・働きによって中絶が完了します。

中絶薬の失敗率について

中絶薬の失敗率について

中絶薬の失敗率はおよそ8%とされており、人工妊娠中絶手術よりも高い確率で失敗が起こると考えられています。

中絶薬は入院して医師の監視下のもと使用されるべきもので、大量出血といったリスクの他にも、異所性妊娠の場合は卵管破裂などの可能性があり、経過観察が欠かせないからです。また、自己判断で中絶薬を服用し、救急搬送されたとしても、適切な処置をスムーズに受けられない可能性もあります。

中絶薬は、人工妊娠中絶手術に比べて費用も安く、入手方法も比較的簡単なため、使用したいと思われる方が多いかもしれませんが、簡単に中絶ができるわけではありません。最悪の場合、大量性器出血が原因で意識を失い、命を落とす危険性もあります。失敗率や危険率性をしっかりと理解し、自己判断で中絶薬を購入することは絶対に避けましょう。

中絶薬の副作用

中絶薬の副作用は主に下記が挙げられます。

副作用一覧
  • ・頭痛
  • ・腹痛、腰背痛
  • ・下痢
  • ・吐き気
  • ・出血
  • ・発熱、悪寒
  • ・めまい

中絶薬のリスクと危険性について

中絶薬を使用するリスクと危険性についてお伝えします。

大量出血を起こす可能性がある

中絶薬には、大量出血のリスクがあります。この出血が大量出血に至ってしまうと、外科的処置を施さねばならないこともあり、非常に危険な状態に陥る危険性もあるのが事実です。大量出血が原因で意識を失ってしまい、命を落とすこともあるため、自己判断での服用は絶対にやめましょう。

通販や個人輸入での購入は危険!

中絶薬は、現在の日本ではその使用が認められていません。そのため、ドラッグストアなどの市販では購入できず、病院で処方されることもありません。また「刑法」によって、自分のお腹の中にいる胎児であっても、一般の人が堕胎することは、自己堕胎罪と呼ばれる罪にあたり、法律で禁止されています。

そのため、自分自身で中絶を行う、中絶薬の使用は認められていません。さらに、中絶薬自体が日本では未承認の薬のため、たとえ母体保護法指定医の指導があったとしても、中絶薬を使用することは禁止されています。

妊娠したかもと思ったら
すぐにクリニックへ

妊娠したかもと思ったらすぐにクリニックへ

中絶薬は妊娠初期しか使えず、失敗率も決して低くありません。また、大量出血や感染などによる子宮摘出や命の危険性もあるため、自己判断での使用はやめましょう。

  • ・病院に行かなくても中絶できるから
  • ・手術よりも値段が安いから
  • ・親にバレることなく中絶ができそうだから

このような理由で、中絶薬の購入を迷われている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、中絶薬の使用には大きなリスクが伴います。また、万が一中絶薬を使用し、大量出血が起こったとしても、適切な処置をスムーズに受けられない可能性があります。手軽に使用できると思われがちな中絶薬ですが、確実に中絶できる保証はありません。妊娠したかもしれないと思ったら、まずは婦人科を受診しましょう。

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診療時間 10:00~19:00 ※最終窓口受付 18:30

予期せぬ妊娠に悩む方に
寄り添います

大宮駅前婦人科クリニックは、他の患者様に診察内容を知られることがないよう、プライバシーを遵守した環境作りを心がけております。また、妊娠に至った経緯など、余計な詮索などはしません。もちろん、叱責することもないため、安心してご相談ください。

中絶薬は承認されたとしても、入院後の経過観察が必要であり、失敗率の高さも見逃せません。日帰りで確実性の高い中絶手術と比べると比較が難しいのですが、選択肢が増えることで、患者様に合った選択が可能となります。

予期しない妊娠の場合、誰にも相談できず、不安を感じながらお過ごしの方も多いはずです。しかし、いつまでもお一人で悩んでしまうと、中絶可能な期間を過ぎてしまう可能性があります。

妊娠に気づかれましたら、できるだけ早く当クリニックまでご相談にいらしてください。患者様のお悩みに親身に寄り添い、サポートをさせていただきます。

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